離乳食

魚を離乳食の初期で使うとき冷凍のマル秘テクニック

離乳食 魚 タイ

離乳食の初期に魚を使っていますか?

ちょっと難しそうに思える魚ですが、調理は意外と簡単です。

赤ちゃんがあまり好まないような気がしますが、魚好きの赤ちゃんも多いのですよ。

なかなかおかゆを食べてくれない子が、魚を加えると食べてくれるようになることもあります。

そんな味方にしてしまえばとっても便利な魚ですが、毎回新鮮な生魚を用意するのも難しいですね。

そこで頼りたいのが冷凍!

美味しく冷凍するにはどうしたらよいのでしょうか。

 離乳食の初期に使いやすい魚

 離乳食 魚 タイ

離乳食の初期に使えるお魚は白身魚です。

タイやスズキ、ヒラメなどが手に入れやすく使いやすいです。

赤身、青魚、カマスなどの小骨の多い魚は使いません。

タラはアレルギー反応を起こす危険性があるので、白身ですが離乳食の後期から与え始めます。

骨の混入の心配が無く調理が便利なので、新鮮な刺身用のサクを使用すると良いでしょう。

また、味付けされた干物や粕漬けなどは与えません。

 

知って得する離乳食の魚の冷凍方法!

冷凍方法は2通りあります。
 ・加熱処理後に冷凍する方法
 ・生のまま冷凍する方法

オススメは生のまま冷凍する方法です。

冷蔵庫で解凍後、湯通しすると身がふわっとして味が損なわれにくいですよ。

下処理で魚を切る前に、まな板や包丁はお湯をかけて消毒してくださいね。

 

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 加熱後に冷凍する方法

魚のサクをお刺身位の大きさに切ります。

鍋にお湯を沸かし、魚の切り身をくぐらせます。

中までしっかり火を通します。

でも、火を通しすぎて身を固くしないように注意してください。

ざるにあげて水気を取り、すりこぎですりつぶします。

小分けして冷凍します。

*便利な小分け方法*

①製氷器やフリージングカップに1回分ずつ入れる。

②ラップやアルミで1回分ずつ包む。

③広めにラップを広げ、半分の面に薄く長方形状にすり身を広げ板状にする。

 ラップのもう半分を折り返し、すり身をラップで挟んだら、ラップのふち同士をなぞってくっつける。

 フォークなどで1回分ずつに区切りを入れ、冷凍する。

 使う時は区切りのところで板を折り、欲しい分だけ取り分ける。 

 

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 生のまま冷凍する方法

魚のサクを1回分の大きさに切ります。

厚くならないように切ると使いやすいです。

小分けして冷凍します。

使うときは凍ったままでも冷蔵庫で解凍した後でも良いです。

お湯にくぐらせて、すりつぶし使います。

 

納豆・豆腐の保存方法はコチラの記事を参考にしてください。

 納豆を離乳食であげるときの便利な冷凍方法と解凍テクニック

 【離乳食の豆腐】今さら人に聞けない保存方法と保存期間の目安

 

 加えるだけでできあがり?!実は簡単で美味しい魚料理

離乳食 さかな献立
 魚料理は作る側としてはなんとなく難しそうに感じてしまいますね。

でも離乳食につかう白身は、新鮮な物を一度湯通しし、さらにすりつぶしているので、いつもの一品に加えるだけで魚料理ができて便利なんですよ。

また、旨味が豊富なので味付けがなくても美味しく仕上がり、なんとなく食が進まない時に頼れる強い味方でもあります。

簡単なアレンジ方法をご紹介します。

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おかゆ

おかゆ嫌いな赤ちゃんにおすすめです。

おかゆを煮て火を切ったら、1回分のすりつぶした魚を加え、蓋をして蒸らします。

5分ほど蒸らせば完成です。

おかゆを嫌がる場合にはコチラの記事も参考にしてください。

 野菜やおかゆを離乳食の初期で嫌がる赤ちゃんの攻略法

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 みそ汁

 

いつものお味噌汁に1回分のすりつぶした魚を加えるだけです。

あらがある場合はあらで出汁を取り、あら汁を作ります。

一部を赤ちゃん用に味付けして、身を加え、残りはパパママで美味しく頂くのも良いですね。

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野菜とさかなのとろとろ煮

 

ストックしている野菜のペーストにすり身を加えて出汁でのばせば完成です。

野菜はとろみのあるお芋類がオススメです。

ほうれん草や小松菜とも相性が良いです。

必要に応じて片栗粉でとろみを足してあげてくださいね。

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加熱処理をしてからでも生のままでも冷凍できて、魚は意外と便利な食材でしたね!

また、普段の離乳食に加えるだけで立派な1品になるのもありがたいです。

魚はとても体にいい食材ですので、離乳食をきっかけに好きになってくれると嬉しいですね。

ちょっとハードルが高く感じるママも、冷凍保存を上手く使って是非トライしてみてください。