朝ごはんの準備って大変ですよね。
朝はやることがいっぱいで忙しい時間帯ですが、栄養満点な朝ごはんを作りたいものです。
今回は、簡単にできるパンを使った朝ごはんをご紹介したいと思います。
離乳食の後期におすすめのパン

まだ後期の赤ちゃんは歯がはえ揃っていないため、フランスパンや全粒粉パン、ライ麦パンなど、固くて消化に時間のかかるパンはやめましょう。
菓子パンは味が濃く油っぽいので、当然ながらNGです。
カロリーや砂糖、塩分が高いだけでなく、パンだけでお腹がいっぱいになり、他のおかずを食べられなくなります。
そうすると、自然と栄養バランスが崩れるだけでなく、濃い味に慣れ、薄味の離乳食を食べなくなってしまいます。
赤ちゃんに、安心して食べさせられる、アレンジのしやすいパンを使ってください。

手ごねのミルクパン
ホームベーカリーのいらないシンプルで優しい味のパンです。
手作りすることで、余計な添加物の摂取を制限できます。
作りやすくしたレシピが豊富に公開されていますので、是非挑戦してみて下さい。
食べやすい中身の白いところを与えてくださいね。

食パン
市販の食パンで構いません。
パン屋さんによっては、無塩の食パンを販売しているところもあります。
こだわるママには嬉しいですね。

ロールパン
市販のものでも、パン屋さんのものでも構いません。
表面だけでなく、中にもバターがしっかりきいているので、食べ過ぎに気をつけます。
中身の白いところだけを与えましょう。
離乳食 後期の朝ごはん:パンレシピ
モグモグの練習期
まだ、モグモグゴックンの練習中という場合は、乾いているパンは食べにくいです、
次のようなスープに軽く浸して、パンがゆ風にして与えます。
コーンスープ
生協商品の、冷凍裏ごしコーンが便利です。
耐熱容器に、調乳済み粉ミルクを1カップ入れます。
裏ごしコーンを加え、レンジで温め、かき混ぜます。
味が足りない場合、少量の塩や赤ちゃん用のコンソメで味を調えます。
ミルク以外の豆乳や牛乳でもできます。
豆乳や牛乳の場合は水で2倍位に薄めます。
ホワイトシチュー
前日のホワイトシチューをおたま1杯分取り置きしておきます。
傷みが早いので冷凍して保存がオススメです。
取っておいた冷凍シチューに同じ量のお湯を入れ、電子レンジで温めます。
ポコポコと湧いてから1、2分温め続ければ出来上がりです。
野菜スープ
有り合わせの野菜を細かく刻み、コンソメか和風出汁で煮て、完成です。
とろみが足りない場合は片栗粉を足します。
手作りの野菜ミックスは時間のある時に、別の調理中に出る余った野菜を、まとめて刻んで冷凍しておくと便利です。

モグモグが上達したら
しっかりモグモグできたら次のようなメニューはどうでしょうか。
ツナのサンドウィッチ
柔らかい食パンの白い部分だけを使います。
8枚切り、10枚切りが食べやすい薄さです。
水煮のツナを湯通しした後ほぐします。
粉チーズと少量のマヨネーズで味を調え、パンにはさみ完成です。
くるくると巻いた形にするなら、巻いた後、ラップでくるんで端をキャンディー状にねじります。
見た目も楽しいですが、つかみ食べがしやすいですよ。
卵と野菜のサンドウィッチ
じゃがいもやにんじんを適当な大きさに刻み、電子レンジで温め、適当につぶします。
無塩バターもしくはオリーブオイルを垂らしたフライパンに、卵1つ分の溶き卵とじゃがいも、にんじんを加えます。
卵に3割ほど火が通ってきたら、へらや箸でかき混ぜ、スクランブルエッグにします。
薄くケチャップを塗ったパンに、先ほどの具を適量のせ、挟めば完成です。
野菜はなんでも良いです。
前日の煮物の野菜も使えます。
味が染みているので一切の味付けが不要です。
大人の味付けで濃くなってしまっている場合は、水を入れた鍋に具材を入れ、一煮立ちさせると塩分を抜くことができます。

ご紹介したメニューは、赤ちゃん用に作った後、パパママ用の朝食にアレンジすることもできます。
また、ママのアイディア次第で、別のメニューにもなりそうですね。
赤ちゃんの好きなものを取り入れて、楽をしつつ美味しいパン料理を作ってあげて下さい。
離乳食の記事をこちらにまとめました。