はじめての食材をあげるとき、ママさんの頭の中はフル回転ですね。
調理法はどうしようかな、どんなメニューにしよう、食べてくれなかったらどうしよう・・・など、悩みは尽きません。
健康に良い納豆は、離乳食の定番食材の1つですが、あげ方に戸惑ってしまう食材でもありますね。
独特の匂い、粘りや食感が苦手だという大人も多いので、赤ちゃんは受け付けてくれないかなと思いがちですが、意外とハマってしまう赤ちゃんも多いのだとか!
では、離乳食にどのように取り入れたらいいのでしょうか?
おかゆやうどんにかける?
でも匂いや食感を紛らわせるために味付けが濃くなりそう・・・。
いえいえ、納豆は味付け不要でな様々なアレンジができますよ!
付属のタレは使わないで!離乳食の納豆の味付けは不要
納豆を食べるときに付属のタレを使ってる方って多いと思いますが、赤ちゃんには絶対使わないでください。
・初期:味付けせずに素材の味で食べさせます。
・中期:出汁をつかって旨味で食べさせます。
・後期、完了期:なるべく調味料は使用せず薄味を心がけます。
薄味の目安は大人の3分の1位です。
では、あの癖のある納豆を味付けに頼らず、どう食べさせれば良いのでしょうか。
それは癖を上手く活用すれば良いのです。
納豆の強い粘りを程よいものにし、独特の風味を香ばしさに変え、上手く他の食材と組み合わせることで食を促します。
<粘りを抑える>
離乳食をドロドロさせるのは、未熟なお口でも食べやすくするためですね。
納豆のネバネバも適度に抑えることができれば、食べやすくするためのとろみとして役立ってくれます。
お口の中で食材をまとめるのは赤ちゃんにとって難しいのですが、とろみがまとめるのを助けてくれます。
食べやすくなるということは、もう一口食べたいという意欲につながります。
<香ばしさに変える>
香ばしさは、それだけで食欲をかき立ててくれますね。
塩味をはじめとした濃い味を必要としなくても、美味しく食べられます。
<他食材と組み合わせる>
納豆は大豆ですので、よく噛むと特有の甘みに加え旨味も感じられます。
他の食材と合わせることで、味付けをしなくても美味しく仕上げることができます。
食べやすくするために、離乳食の納豆の下ごしらえ
納豆の強い粘りを落とし食べやすくするために下ごしらえをします。
①納豆をざるに入れ、お湯を回しかけて、適度に粘りを落とします。
②離乳食の進み方に応じて、納豆を刻み、つぶします。
冷凍することでも粘りを抑えることができますので、冷凍後刻んでも良いです。
自然解凍で食べられます。
離乳食の納豆は、大豆の風味を生かして調理する
湯通しをして刻んだ納豆をそのまま食べてくれるようであれば良いのですが、そうはいかないこともあります。
そんなときは火を入れて香ばしく仕上げてあげましょう。
下ごしらえした納豆をフライパンで炒ります。
香りが少したってきたところで火をとめます。
とろみがなくなるので、おかゆなどに混ぜてあげると食べやすくなります。
もちろん味付け不要です。
納豆だけを炒らなくても、おやきやハンバーグ、つくね等に入れて調理すると、
匂いが気にならず、料理に大豆の香ばしさが加わり、全体の味付けがほとんど必要なくなります。
他の食材との組み合わせで美味しくする
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色々手は尽くしたけど食べてくれない、味を濃くして試したい。
そんなときにオススメなのは、味の濃い食材と組み合わせてみることです。
特に赤ちゃんの好む食材があれば、試してみてはどうでしょうか。
納豆を嫌がる場合はコチラの記事も参考にしてください。


しらす
しらすってちょっと塩味を感じますね。
納豆としらすを混ぜておかゆに入れると、味がまとまり食べやすくなります。
うどんに入れるとお出汁の旨味と相乗効果で美味しくなります。
うどんに入れる場合は、ぜひ炒った香ばしい納豆を使ってみてください。


じゃがいも・さつまいも
お芋類はとても優しく自然な甘味がありますが、意外とどんなお料理でも消えることが無い強い味ですよね。
離乳食のペースに合わせて、ペースト状やあらごしにしたお芋と納豆を合わせます。
始めはほとんどお芋にして始めます。
その後、お芋の割合を徐々に減らしていくことで、少しずつ慣らしてあげることができます。
混ぜる納豆は湯通しのみでも大丈夫です。
おやきのように焼くと手づかみ食べにちょうどいいですね。


かつお節
納豆はお出汁と相性が良いですので、細かくしたかつお節と和えると旨味が増して美味しくなります。
納豆を刻みつぶす時に合わせるのが都合が良いと思います。
葉もの野菜と相性が良いです。


味噌
味噌は塩分が高いので少量にします。
ママさんがほんのり味噌を感じる位にしてください。
納豆を刻みつぶす時に合わせます。
アルミに平に伸ばし、オーブントースターで少し焼きます。
香ばしい香りがたってくれば完成です。
焦がさないように注意してください。
完成した焼き味噌納豆は冷凍保存できます。
おかゆでもうどんでも何でも合いますよ。

納豆は冷凍保存を上手く使いましょう!
アレンジの幅が広い納豆ですが、1パックを使い切るのは難しいですね。
下ごしらえ後、小分けに冷凍保存しても良いですし、パックごとフリージングバックに入れて冷凍し、使うときに凍ったまま下ごしらえして使っても良いです。
忙しい中 上手く冷凍保存を活用してくださいね。
納豆は味付けが無くても美味しく提供できます。
アレンジの幅も広いので、始めてのチャレンジでうまくいかなくても、他のメニューも試してみる価値アリです。
どうしても食べてもらえないことってあると思いますが、そういう時は濃い味付けに頼らず、
少しお休みして、しばらく経ってからまたチャレンジすると良いかもしれません。
美味しい納豆料理、食べてくれると良いですね。
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