子どもの病気

インフルエンザ゙予防接種の料金の違いは何?

料金違い

秋も深まってくると、インフルエンザ予防接種のシーズンです。毎年欠かさず接種している人もいれば、一度も接種したことがない人、今年初めて接種しようと考えている人もいるでしょう。

初めて接種する人が、まず気になるのが料金でなないでしょうか。いろいろ調べている人ならわかると思いますが、インフルエンザ予防接種の料金は実施している医療機関によって異なります。当然安い方が高いよりもいいですが、そもそもこの料金の違いはなぜ生まれるのでしょうか?そこで今回はインフルエンザワクチンの料金についてご説明します。

インフルエンザワクチンの種類が違う

料金違いインフルエンザワクチンは1種類ではありません。

大きく分けて防腐剤を使用しているものと使用していないものの2種類があります。

 

防腐剤を使用していないものの方が、使用しているものよりも料金が高くなります。

しかし、防腐剤の有無以外に違いはなく、インフルエンザウィルスに対する効果も変わりありません。

 

病院の経営方針による違い

インフルエンザ゙予防接種は健康保険適用外の自由診療です。

そのため、実施する医療機関で料金を自由に設定することができます。

仕入れ価格やそれに対する利益の乗せ方、注射器の費用や医師・看護師・事務員の人件費、在庫が残ってしまった場合のリスクなど様々な観点から料金を設定しているのです。

まれに、非常に安価で予防接種を実施している病院もありますが、これは「安くインフルエンザ予防接種を打てること」を広告にして患者さんを集めることに利用しているというケースもあるようです。

 

自治体の補助

自治体によっては、インフルエンザ゙予防接種に対して補助金を出しているところもあります。

例えば東京都の場合は、65歳以上の患者さんに対して2700円程度を自治体が補助しています。

子供と大人の違い

インフル 料金違い

大人と子供でも料金が違います。

子供の場合は、2回接種する必要があるため、大人よりも若干高くなります。

一般的には、1回目が2,000円~3,000円で、2回目は1回目よりも多少料金が安くなることが多いようです。

 

高いからと言っていいわけでも、安いからと言って悪いわけでもない

このように、高いからといって効果の高いワクチンを打っているわけでもなければ、安いからといって粗悪なワクチンを使っているというわけでもありません。

料金そのものではなく、通いやすさや対応の良さなどから病院を選ぶようにするのがいいでしょう。