この前テレビを見ていたら、日本とアメリカでは医療費が全然違うんですね。ビックリしました。
医療システムが異なる日本とアメリカ
日本ではほとんどの人が歯が痛くなってから病院へ行くものとという認識を持っています。
ところが、近年になって歯が健康であれば長生きができる、健康体でいられるなど、自分の歯をメンテナンスすることによって得られる効果が大きいことが浸透し始めています。
一方のアメリカでは、すでにこの考え方が広まっており、健康診断の事項の中に年に1回から2回の定期健康診断が認められているのです。
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”P1.png” name=”パパ”] へぇ~便利だね~ [/speech_bubble]
医療費の日本とアメリカ比較
日本では国の制度として医療保険制度が充実していますよね。
所属する機関によって種類は異なりますが、医療機関にかかったとしても全額負担になることはほとんどなく、後期高齢者になれば、1割の負担で医療機関を受診できます。
でも、アメリカは健康保険制度が確立されていなくて、個人が契約している保険会社で負担をしてもらうシステムとなっているんです。
それも上限があるので、大病をしたり頻繁に医療機関にかかる場合には、支払いが拒否されることもあります。

保険会社にも予防歯科、予防医療をしっかりとおこなっていれば、悪化してから治療を受けて高額な治療費にもならないし、患者も無駄な治療費の支払いを回避できるという考え方があるからなんですね。
子ども虫歯は日本のほうが多い
歯のメンテナンスには 歯みがきが オーソドックスです。
歯間に挟まった食べ物のカスや歯垢を取り除くにデンタルフロスや歯間ブラシを利用したほうがきれいになります。
幼児教育の現場では歯ブラシの指導を積極的に行うようになりましたが、フロスなどを用いてのケアをはまだ深く浸透するところまでは行っていませんよね。
対して予防という考え方が浸透しているアメリカでは、子どもでも食後には歯みがきに加えてデンタルフロスを使用する習慣が身についています。
日本には医療保険が充実していて歯科医院の数もたくさんあるのに虫歯にかかってしまう確率が高くなっています。
アメリカの場合には保険に加入していなければ高額な医療費が必要となることから、虫歯があっても治療に通っていない子どもも多くいます。
このため、正確なデータとは一概には言えませんが日本のほうが虫歯経験者が3倍以上も多くなっているんですよ。